キングの皮膚は酒鉄鉱で、翼は黒刀化している!?【ONEPIECE考察】
※こちらは1032話の話まで含みますので、まだ読んでいない方、単行本派の方はブラウザバック推奨です。
1032話が描かれてから数日経ちましたが、
近々、ルナーリア族の謎に、この戦いで迫りそうですよね!
何故なら、ゾロが、謎を解かないと勝てないと認めてしまっているからです。
ルナーリア族の謎を解明した時、ゾロが勝利する。
こういうことだと思います。
私は、キングの硬さの要因として、2つの要素が混合している状態だと考えます。
結論から言いますね!
2つの要素とは
・キングの翼は黒刀化している
・キングの皮膚、つまりルナーリア族の皮膚は酒鉄鉱で出来ている
はい、正直この2つとも結構他の人の考察を見る私でも一度も見たことありません。
恐らくですが他のどこにもない唯一無二の考察です!
順番に解説していきますねー!
1.キングとルナーリア族
ルナーリア族であることが確定しているキングで分かっていることを整理しましょう。
・炎を出し続けている
・鉄やカイドウの鱗も斬れるゾロが斬れないくらい硬い
・血が出ない
・ビッグ・マムから歴史の彼方に消えた種族、キング自体は生きてることを言われる
・ルナーリア族はレッドラインの上に住んでいた
・拷問好き
・黒い翼を持っており、動いているが、飛行は未確認
・プテラノドンの能力者
・プテラノドンの時の翼では飛行している
・燃えている背中はプテラノドンの力ではない
・皮膚にトーンが貼られている。ワンピースでは珍しく、キングの皮膚以外だとシャンクスの髪に見られる
・タトゥーのような模様がチラ見
ここまでが事実としてありますね!
そして、事実ではなく、推測できることとして
・ルナーリア族は炎を出し続けなければいけない
・硬度はカイドウ以上
・硬いから血が出ない
・レッドラインの上にはルナーリア族がいたこと、そこに神の国があったことから⇒ルナーリア族が住む国は神の国だった⇒ルナーリア族は神だった
・ルナ(月)リア(後ろ)のため、月と関わりがある
・皮膚の色はシャンクスの髪と同じであれば赤
・タトゥーは植物のような模様?
ふわっとした感じで事実とまではいかないけど、
推測できることとしてはこれぐらいは並べられますかねー!
2.翼の形から分かること
空島から現れた翼を持つ人達。
形は2つあることはご存知でしょうか?
有名なので、知っていると思いますがおさらいです!
・カルガラやワイパー達(シャンディア)とコニスやパガヤ達(スカイピア)に見られる上向きの翼
・ゲダツやオーム達(神官)やウルージ、天狗山飛徹、そしてキングに見られる下向きの翼
翼としては2種ですが、厳密にはスカイピアとシャンディアも髪型と被り物の文化が違います。
そして、月の壁画からシャンディア、スカイピア、下向きの翼の3種は涙を流しながらロボたちと別れています。
この内、スカイピアの羽について、ファンブックであるONEPIECEイエローにおいて、ナミの口から語られているのですが、
翼はファッション・装飾品であることがわかっております。
同じ上向きの翼であるシャンディアも恐らく装飾品だと思います。
つまり、飛行能力はないということになります。
では、下向きの翼は?
こちらは既に翼を外している人が2人もいることがわかっております。
それは、天狗山飛徹。
そして、エネルです。
飛徹は登場時からずっと下向きの翼があることが描かれてましたが、火祭りでおトコと一緒にいるときだけ外しておりました。
これは下向きの翼も装飾品であるなによりの証拠でしょう。
(飛徹=光月スキヤキ説に触れると文章がとっ散らかるので今回は置いておきます)
また、エネルには背中に太鼓がついていることは言うまでもないですが、
ビルカにいた神官たちと同様に、過去は下向きの翼がついていた
こう考えることが出来るのではないでしょうか。
装飾品であるからこそ、羽を外し、そこに太鼓をつけた。
というわけですね。
そのため、残るウルージとキングも同様に装飾品だということは推測できます。
キングはゾロから動くけど飛行は未確認といったことを言われてましたよね。
余談ですが、ウルージにも炎の伏線がありますね。
腕のタトゥーが炎、そして三角の山?のようなものが腕を一周してますよね。
これは炎と山が一周。ということで、星を一周しているレッドラインに住むルナーリア族を示唆しているのではないでしょうか。
話はそれましたが、キングの翼の形から、キングの翼も装飾品なのではないか。
というところまで導けました。
では、残る謎、
・翼が動くこと
・翼が他の人と違い、黒いこと
この2つについて、解説していきます。
3.黒刀の条件とキングの黒い翼
【黒刀に成る】
黒刀の条件については、こちらのジャンプ発売の月曜日にアップした1032話感想記事の最後の項目で考察しました。
これ、結構自信あります。
なぜ、シャンクス、ロジャー、白ひげ、そしておでんの愛刀2本が黒刀化しておらず、
リューマ、ミホークが黒刀化したのかということが自分の中でストンと納得のいく形で
結論付きました。
簡単に書くと、
①愛刀には持ち主の魂がこもる。
②その愛刀を引き継いだ者が愛刀の力(魂)を最大限に引き出す。
③双方の覇気により、力が増大する。
④刀に宿った魂の無念を晴らすと黒刀となる。
新しく刀を手にした形だと、誰の魂も宿っていないため、無念を晴らすことも何もなく、ロジャー・おでん等の頂点にいる者達が黒刀化できていないのも納得ですよね!
刀に宿った魂の無念を晴らす。といった条件になると、
今回カイドウやキング達を倒した時、おでんの無念が晴れるため、魂が宿った刀・閻魔が黒刀化して位列が上がると思われます。
しかし、閻魔以外は同時に黒刀化はしないと思われます。
三代鬼徹の予想は難しいですが、
明らかに魂がこもっているであろう刀が「和道一文字」ですよね。
95巻SBSでもなぜくいなの刀をゾロは噛むのか、痛くないのかという質問が来たときに、
親友の悔しさを自分の強さに変えるために、痛くても剣を噛む。それは親友との約束だから。
といった旨のことを尾田先生はおっしゃっていました。
親友の悔しさとは「世界一の大剣豪」になれなかったことですよね。
世界一の大剣豪となった時、和道一文字は黒刀に成るのでしょう。
それは、くいなとゾロの夢が叶う瞬間であるからです。
【キングの黒い翼】
さて、今回の説に戻しますが、キングの黒い翼についてです。
これは黒刀化していると書きましたが、どういうことなのか。
最初のほうに羅列したルナーリア族についての事実と推測から仮説したのがこちらです。
レッドラインの上に神の国があり、ルナーリア族は神であった。
空白の100年において、宇宙から侵略にきたイムや五老星をはじめとする天竜人達は神の国を乗っ取り、現在のマリージョアとなる。
異常に硬いルナーリア族達に苦戦をするも、勝利するイム達は、ルナーリア族が硬い体であるからこそ、実験・拷問を幾度となく繰り返す。
何とか命からがら逃げたルナーリア族達も見つかっては拷問を受け、殺されていった。
そうした歴史によって、純粋なルナーリア族は絶滅した。キング一人を除いて。
キングはルナーリア族達の無念を晴らすため、親が身につけていた翼を親の形見として身につけるとともに、拷問していた一人の天竜人を捕らえることに成功し、幾度となく拷問する。
キングとキングの一族の無念は晴れ、翼は黒刀化同様で黒く染まる。
キングはその時の憎しみを晴らす快感が忘れられず拷問好きとなる。
・・・以上が、黒い翼を持ち、拷問好きの設定があるキングの秘密だと考察いたします。
もしかすると、皮膚に見えたタトゥーのような模様も電流を流された等の拷問の後かもしれませんね。
さて、ルナーリア族は名前から月にいた過去も想像できますし、月からの移住先がレッドラインの上だったことも想像できます。
もし、月にいたとすると、エネルが言っていた
私には還るべき場所がある
私の生まれた空島では”神”はそこに存在するものとされている
”限りない大地(フェアリーヴァース)”と人は呼ぶ・・・!!!
このセリフは空島の途中で語られますが、その後、空島ラストで限りない大地とは”月”であったことが判明します。
つまり、月には神が存在した。
そう言われていたということです。
これはかつて月に住んでいたルナーリア族のことでしょう。
また、翼が動くことについても
ミホークの黒刀”夜”がしなやかに動いていることと同様の理由でしょう。
つまりは、覇気によって動いており、黒刀(黒翼)化していることからそれが研ぎ澄まされているのではないでしょうか。
4.キングの硬さの秘密
神といわれたルナーリア族がイム達に拷問を受けていた歴史があるため、絶滅し、残されたキングの翼が黒刀化したところまで説明しました。
ここからは体の硬さの秘密について迫ります。
まず、現在他の方の考察を目にした時に
・発火している
・硬い
・ダズ戦の最後「ダイヤでも斬ろうってのか」
以上のことから炭素で出来ているダイヤの体の種族
という考察もあるかと思います。
着眼点としてはとても素晴らしいものですが、個人的には一部疑問点が残ってしまいます。
私の以下の考察はこれらのダイヤ考察をヒントに考えていきました。
まず、同じダイヤで出来ているキラキラの実ダイヤモンド・ジョズの体は明らかにキラキラしており、トーンが貼られているキングとは似ているとは言えないと思います。
また、ゾロはダズとの会話で、ダイヤを斬るのはもったいないと言っています。
そこで、ダイヤではない全く別の物質で硬いもの。
酒鉄鉱があげられると思いました。
【酒鉄鉱とは】
酒鉄鉱とは、ドレスローザで、コアラの口から語られました。
ドレスローザから運んできた武器に特殊な鉱物が含まれていたそうです。
”酒鉄鉱”って知ってます?
産出国が限られているからもしかして武器製造の黒幕を割り出せるかもって
ドレスローザの武器といえば、ドフラミンゴがカイドウ(オロチ)と取引していたSMILEと武器の交換ですね!
つまり、ドフラミンゴは、酒鉄鉱について、あれ程大きな工場で作成するSMILEと同程度の価値を見出していたことになります。
それは当たり前ですが、普通の鉄以上の硬度を持つ物質なのは明らかです。
そして、酒鉄鉱の英訳は「wine steel」のようです。
酒鉄鉱の酒はワインを指していることになりますね!
【となるとキングの体は・・・】
これまでの内容を整理すると
鉄以上の硬い硬度を持っているキングと、酒鉄鉱。
酒鉄鉱の酒はワイン=ワインには赤と白がある。
真っ黒のスーツや黒い羽をつけているキングの皮膚がシャンクスの髪と同様のトーンが貼られている=赤
であることから、キングの皮膚は酒鉄鉱で出来ているのでは。
と考えました。
酒を原料に火の高熱で作る鉱物が酒鉄鉱なのではないでしょうか。
我々が住む現実の世界でも、本物のダイヤではない合成ダイヤについて、アルコール飲料の原料であるエチルアルコールを使用して、炭素の供給を行い作成されているそうです。
つまり、お酒と高熱があれば合成ダイヤが現実でも作れるということで、
ONE PIECEの世界だとそれが酒鉄鉱だと考えたわけです。
キングのルナーリア族がルーツとして、酒鉄鉱より先に存在し、
前述したとおり、ルナーリア族を実験・拷問している内に作成方法を学び、
酒鉄鉱を作り出している。
キングの皮膚は常に発火し続けることによって、酒鉄鉱と同様の硬さとなり、赤く硬化され続けている。
このように考察いたします!
5.ゾロの勝利条件
はい、ここまで説明してきたもので私の考察はだいたい終了しておりますが、
前述したとおり、発火し続けているルナーリア族は、常に皮膚を酒鉄鉱にしているため、硬くなり血が出ないといいました。
このことから、背中の火を断ち斬ることが勝利条件であり、
そのためには、背中の翼を斬ることと同様ですね。
黒い翼と火を断ち切る狐火流と閻魔とゾロの合わせ技で、背中の炎を止めることで
酒鉄鉱化している皮膚に対してダメージを与えられるようになる。
このように考えます。
背中の傷は剣士の恥、ですからね。
そして、キングはその”剣士”とも名乗っていないので、背中が斬られて敗れるというのは展開として大いにあり得る展開ですよね!
また、鬼ヶ島で両翼といわれたゾロが、黒い翼を断ち斬ることで勝利するのも面白いですよね~!
【最後に余談】
今回の考察は以上となります!
最後、余談ですが、酒鉄鉱について、私はワインの赤と白から
ポーネグリフの原料なのではないかとも考えております。
歴史の本文”ポーネグリフ”には種類があり、
リオポーネグリフ
ロードポーネグリフ
ポーネグリフ
です。
これらは、こちらの画像でも分かるとおり、
まるで”白”と”赤”ですよね。
また、海楼石ではないかという風に昔から思っておりましたが、
こちら、ロビンが普通に触っているんですよね。
白と赤というワインと同じ色の種類
能力者でも触って問題ないが、非常に硬い鉱物
これはやはり、酒鉄鉱で作られているとしか考えられないように思います。
以上となります!!
本日は黒刀化の謎、ルナーリア族の謎、酒鉄鉱の謎とひたすらにボリューミーになってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
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それじゃ、また!
ばんび (@ONEPIECE_banbi) / Twitter