1030話「諸行無常の響きあり」【ONEPIECE感想】
ONEPIECE 最新話1030話の感想、考察含みます。
まだ見てない方は見ないようにお願いします!
今週も激アツでしたので愛が溢れて文章長くなりがちなんですが、読んでいただけると嬉しいです!
0.扉絵&タイトル
扉絵は軍隊アリとブルック。
映画STRONG WORLDではブルックが鼻唄三丁矢筈斬りで華麗に倒していたのが、今回は踏まないように見守ってます。笑
そしてタイトルですが、これは有名な句、平家物語の冒頭部分ですね。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」
これは、この世の全てのものは常に同じ状態が続くことはなく、盛んな者も必ず衰えるといった意味を表しているそうです。
ここでいう「盛んな者」とは、
長い期間、海の皇帝として君臨していた四皇を指していることは明らかでしょう。
1030話の流れとして
・最初のアプーとドレークが四皇を崩すチャンスと計画
・途中の麦わらの一味VS百獣海賊団
・最後のキッド、ローが四皇に刃向かう姿
「お前らが四皇の時代はもうすぐ終わるぞ」というメッセージのようなタイトルだと私は受け取りました!
1.ドレーク&アプー
金曜からちょい見せで明らかになってましたが、アプーはまた裏切りたい様子でしたね。
こんなチャンスはないと。
そして、ナンバーズの123である
・一美(インビ)
・二牙(フーガ)
・三鬼(ザンキ)
が初登場しました!
イビビビ、フガガガ、ザキキキと言ってることから右から123の順番ですね!
加えて、左のヤツに「参」って文字が入ってます。
一美はめちゃくちゃ強そうな見た目してますね。
ナンバーズの名前には「鬼」が基本的についてるかと思いますが、「美」や「牙」、「茶」、「忍」が用いられているのはなにか意味があるのでしょうか?
鬼が使われているやつの方が、鬼に近い感じがしますよね~。
いつか明かされるのでしょうか?
また、6は今から出るのでしょうか?
楽しみです。
そんな123ですが、アプーに同調しているような描写ですよね。
ドレークと裏切りの会話をしていることからも後ろのナンバーズが
アプーの仲間ということを現していると思います。
アプーはどこまでいってもアプーで逆に安心感がありますね!笑
そもそも初登場時も黄猿をからかってから逃げるというような動きを見せていました。
大物にも臆しない姿勢で、
立ち回り的には少し黒ひげに近いかもしれませんね。
黒ひげが白ひげの船で何年も居座り、ヤミヤミの実を狙っていたように、
アプーもカイドウの傘下になっておきながら、
自分なりに四皇を倒すタイミングを探っていたのかもしれません。
ドレークはルフィサイドにつきましたが、
海軍のSwordという立場上、どのような決断を下すのでしょうね!
2.錦えもんの足まろ
ナミとウソップの前に、パンクハザードぶりの錦えもんの足まろ(下半身)が現れました!
特技であるオナラでの会話で、ナミとウソップに状況を説明します。
なんと、錦えもん曰く、ローの能力後に完全にくっついてなかったとのこと。
いや、そんなことあるかな?笑
だって、パンクハザードも去ることながらドレスローザでもさんざん走り回ってたし、くっついて間もなくとかならまだしもかなりの時間経ってますよね~
判じ絵の件もそうですが本当にそうだとしたら運がよすぎる!笑
もしかして、フクフクの実って服と福の2つの意味ある…?笑
実際、真面目に考えると1度ローにバラバラにされた箇所は、
ちょうどその位置を切ると無理やり引き離されるのかな?
と考えた時に、もしかしたらホーキンスの左腕も!?
とも思いましたが切られた位置が明らかに違いました。笑
全く同じ位置ならいいのかも、とそう仮定すると
今後、錦えもんが首や顔を切られる描写があっても安心してください。
下半身と同様です。笑
いやーそれにしても、
錦えもん!!
生きててよかったァ~!!!
ただ、カン十郎も生きてましたね。
一方ウソップはそんな錦えもんの下半身の足まろと
ハムレットと一緒に錦えもん本体の元へ向かいます。
お玉とナミとは別行動ですね~
その後、オロチが息のあるカン十郎を奮い立たせ、カン十郎は筆を走らせます。
できた絵は
「火前坊」
黒い火の化け物ですね。
スマイリーっぽさを感じました。
この火前坊とは日本の妖怪で、信仰儀式で炎を纏って命を絶った僧の霊だそう。
1度カン十郎も含めて、ワノ国の亡霊と言われておりましたが、
この能力はカン十郎の怨念も添えて、
ワノ国の亡霊を体現しているような能力ですね!
3.ヤマトとモモの助と麦わらの一味
ヤマトは武器庫に向かっており
モモの助は焔雲を少しずつ貯めている様子。
麦わらの一味はそれぞれ戦っている様子が描かれました。
サンジも先週は一旦考える時間をくれと言いつつ今週のコマではクイーンと戦ってましたね!笑
CP0はなにか不穏な動き。
おそらくロビンを狙いに動き出しましたね。
また、イゾウと河松は描かれましたがここでも描かれない傅ジロー。
彼は今どこで何をしているのでしょうね。
4.キッドとローの覚醒~"KROOM"と"付与"(アサイン)
なんといっても今回の話はここですね~!!
激アツすぎました!
激アツすぎて毎週ジャンプ+の定期購読の電子版で読んでるんですが、
夜中スマホを持ってる手が震えましたよ!笑
覚醒は最近色々と思考を巡らせて考えてたこともあって、ビックリしました!
まさかこの2人がその域に達していたなんてね~!
冷静に、かつ客観的に考えればこの2人の船長はカタクリやドフラミンゴ達、覚醒者の強さの域に達してそうですもんね~!
ただ、覚醒は体力をかなり消耗するとのこと。
ローはいつも能力で体力消耗してますね!笑
KROOM -麻酔(アナススィージャ)-衝撃波動(ショックヴィレ)
付与(アサイン)-磁気激突(パンククラッシュ)
ローとキッドはそれぞれ覚醒し、大技を放ちました!
ローはマムの体内に波動でダメージを与え、
キッドはマムの体に磁気を付与しました。
やはりキッド(体に磁気)のような自分の体が変化するタイプの超人系能力者は、カタクリやドフラミンゴのようにほかの対象に能力の影響を与えられるんですね!
ただ、今回はそれが物体ではなく人体!
カタクリやドフラミンゴでは見られなかった描写ですよねー!
ルフィを餅や糸にするわけじゃなかったですもんね!
一方、ローはどうでしょう。
ローは元々他者や空間に対して能力を使うタイプです。
(ルームは空間内はローの手術室のように意のままに操れる)
このタイプってあんまり他にいない気がしませんか?
アワアワやノロノロ、メロメロ、カゲカゲ、ホビホビあたりは
自分の体に変化を与えると言うよりは他者に対して放ちますね。
空間を作るというのはやはり異質なきはします。(ドアドアやミラミラ、ブクブクも似てますが、違うような気もします・・・)
以上のことから超人系でも覚醒は何タイプかに分かれる気がします。
・カタクリやドフラミンゴのように元々自分の体に能力が宿っているが、覚醒すると周りの物質にも影響を与える覚醒タイプ
・キッドのように元々自分の体に能力を付与していたのが、覚醒すると他の人間にも能力を付与する覚醒タイプ
・ローのように元々他者や空間に対して能力を使っていたが、覚醒すると他者の体の内部まで影響を与えられるタイプ(KROOMは他者の体内をROOM状態にしているのかな?)
んー難しい。笑
でも、上記のパターンでいくと
ボニーやイワさんのような能力はどうなるんでしょう(自分も他者も年齢・ホルモン操作)
しのぶも定義としては覚醒者となる気がしますね。
(物質も他者も熟れさせる)
どうなんだろう・・・
超人系は幅が広すぎて色んなカテゴライズが出来ちゃいそうです。
やっぱりこちらの記事で考えたように
悪魔の実の力は想像力の力な気がしてます。
覚醒かそうでないかを越える壁は、かなりのイマジネーションが必要なものなのかも?
んー…難しいです。笑
ちなみにガンマナイフは、ローの覚醒してる能力にカテゴライズされそう?
それならばドフラミンゴ戦の時から覚醒してたことになって
今週の「死にかけなら使うが…」と言っていたセリフの矛盾がなくなりますね!
5.今後の予想~1031話以降
【アプーとドレーク】
アプーとドレークはどうなる?
個人的には、ドレークはアプーの言う通りに従い、
ここぞと言う時にアプーを裏切るのではないかと思います。
裏切りはワノ国で何度も起きてますから、可能性ありますね。
○ワノ国関連裏切り一覧
・アプー(キッドとホーキンス)
・アプー(今週の裏切り)
・ビッグ・マム(記憶喪失でクイーンと敵対)
・ビッグ・マム(お玉に味方してページワンを再起不能へ)
・カン十郎(言うまでもなく)
・狂死郎(赤鞘九人男だった)
・ペロスペロー(一時マルコと共闘)
・ドレーク(飛び六胞からルフィサイドへ)
・ギフターズ(お玉の能力で寝返り)
ぱっと思いつくだけで両軍こんだけ裏切りあってますね!笑
もしくはこのままアプーとドレークが、カイドウを倒す方向で意気投合して、
こちらの記事で予想した、占いを捨てたホーキンスが最悪の世代のピンチ時に復活して現れるとすれば、
最悪の世代VS四皇になるかもしれませんね。
まぁキッドたちのことを思うとアプーとの共闘の可能性は低そうですが…笑
ただ、ホーキンスは復活する可能性も今回現実を帯びてきたと思います。
何故かと言うと、錦えもん理論ですね!笑
1度バラバラにされていたら切られても結構平気な可能性があると。
ローはホーキンスを1度バラバラにしており、左腕については前述してますが、
ローはホーキンスに対する最後の一撃を繰り出します。
しかし、どこを切ったのかは描かれてないんです。
効果音「ザクッ」のみです。
また、ローは「俺に質問するな」と言いながらでした。
つまり、”口を封じました”。
一方、キラー対ホーキンスは、
キラーの最後の一撃で顔を真っ二つにされてそうでした。
これは、ワンピースにしては結構むごい決着ですよね。
もしかすると、ローのホーキンスへの最後の一撃は、
パンクハザード編最後、
バラバラにしたヴェルゴからの挑発を遮るように
顔を真っ二つにして”口を封じていました”。
このように、ホーキンスもヴェルゴ同様に
顔を真っ二つにして”口を封じた”かもしれません!
これなら足まろ理論で復活してもおかしくないですよね!
アプーもホーキンスも結果的にルフィサイドへ寝返る可能性が出てきましたね~!
【カン十郎の絵について】
スマイリーっぽさがあると言いましたが、
スマイリー同様、狐火流で一刀両断するという可能性を考えました。
もしくは、筆の能力&炎であることから海水をぶっかければ倒せそうです。
フーズ・フーを倒した後のジンベエもしくは河松が活躍するかも?
はたまた空にいることからジンベエらが海水を持ってくるのは難しいと考えて、
ナミのウェザーエッグとゼウスで洗い流す?
それとも武器庫に向かっていることから、ヤマトとの対峙で炎VS氷も考えられますね!
さらにさらに、筆の能力に対して、巻物のマキマキの実で巻きとっちゃって書物にするなんて可能性も!
福ロクジュと戦ってる雷ぞうですねー!
んーまだ動けるキャラが多いから展開予想が難しいですね~!
本命としてはやはり狐火流の錦えもん。
目的地の一致として、流れ的にはヤマト。
のどちらかでしょうかね~
(11/5に今後の予想をこちらの記事で考察しました!)
そしてそろそろ福ロクジュと雷ぞうの戦いが描かれる予感。
色んなびっくり展開がたくさんあって、ここまでこの戦いを引っ張っている理由。
(正直に読者視点、この戦いは一番熱が入りづらい・・・笑)
それは、福ロクジュはオロチを裏切るのでは、と考えております。
ここまで引っ張っておいてなんのひねりもなく決着というのが考えづらいからですねー!
どうなるでしょうか。
【キッド&ローVSビッグ・マム】
こちらは覚醒を見せたことによって逆にビッグ・マムが形勢逆転しそうです。
体力消耗が激しいと言っていたからですね。
ビッグ・マムに攻撃は効いているでしょうがあれで倒れるわけがありません。
かなり厳しい戦いになりそう。。
ただ、あの二人に誰かが助っ人で助けに行ったとしても足手まといになるだけかと思いますので、
最後まであの二人で頑張って貰いたいところです!
この2人の覚醒について考えていきましたが、
ビッグ・マムとキッド&ローの決着の仕方として、
斜め上の終わり方が思い浮かんでしまいました!
これは文章にするとかなりのボリュームになるので別記事で書きたいと思います!!
この考察がもし正しかったら恐らく多くの皆さんが
あんまり予想してない決着となります!
こちらのリンクです!
【ルフィのゴムゴムの実の覚醒】
1031話以降といいつつ、これはもっともっと先の話かと思いますが、
今回、覚醒についてでてきたことから、
そうなるとルフィの覚醒は?となるのは自然ですよね!
やはりカタクリやドフラミンゴタイプかなぁと思います。
過去の記事(先ほどリンク貼ったクイーンとササキの記事です)でも考えた通り、
やはりゴムゴムの覚醒は
空間にも物質にもゴムの力である伸び縮みの付与を与えられるようになる。
そして、最終局面で必ずあるであろう黒ひげとの対決。
黒ひげのヤミヤミの引力には、空間の伸び縮みで、
グラグラの振動には物質の耐震化(ゴム化)で対抗すると考えます!!
以上です!
今週も熱い展開でしたー!
ほんとワンピース面白すぎです!!!
毎週毎週盛り上げてくれるのは流石としか言えません。
来週も楽しみですね!
読んでいただきありがとうございました!