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第1047話「都の空」【ONE PIECE感想】

こんにちは!
考察や感想をマイペースに書いているばんび (@ONEPIECE_banbi) / Twitterと言います!
ジャンプ最新話感想、今回も書いていきます!

今週はカイドウ戦ラストスパートという気がしましたねー
次回決着になりそう?
早速、感想を書いていきますねー!

 


1.モモの助の覚悟

チョイ見せで明らかになっていた部分もありましたが、いよいよ焔雲を出さないと鬼ヶ島が落下してしまう状況になってしまいました。
20年前、トキが時飛ばしを行う前のおでん城のシーンになり、モモの助と錦えもんの会話、2人の覚悟が描かれましたね。
パンクハザード編の登場時にはここまで重い過去を背負ってるなんて思わなかったですが、サンジの食事のシーンで垣間見えますね!

「母上に合わせる顔がない」
"無理でござる"のセリフが20年前に吐いたセリフとリンクしたことで、モモの助はこのままではいけないと、この結論に至りましたね。
そして、花の都では空船を飛ばし始め、ラストシーンではルフィは「モモ お前を信じてる」という熱いシーンでカイドウを倒しそうな勢いです!
これは空船の文字とトキとモモの助から2月にこちらの記事のように考えました!

onepiece-banbi.com

簡単に結論を言うと、空船に書いてあるワノ国の少年の想い「お母ちゃんに会いたい」が、モモの助の過去とリンクして、ワノ国の想いを背負うとともに、
・空船は亡き人へ想いが届くと言われていること
・龍が生み出すのは"焔"雲だということ
・空船は炎で飛んでいること
これらのことから、空船が上空で燃え尽きると同時にその炎にトキやおでんの姿をモモの助は目にし、炎が焔雲へ力を貸すような奇跡が起きるのではないかと考えました。

そんな光景もありつつ、現時点の情報を付け加えるとすれば能力の覚醒の条件、「心身が能力に追いつく」ことですから、モモの助は身体はジュクジュクにより20年成長して追いついていると思います。
次は心です。

次期将軍の、王の器として、空船のワノ国の人々の願い事を見て心が成長し、"心身が能力に追いつき、焔雲を完全に操れる"と考えます!
その焔雲の大半の炎は空船によるものであり、それを完全に操るモモの助という成長です。
そのためのジュクジュクの能力の設定、体は成長するがあえて心はそのままにした、ということなのかな?とメタ的にも考えました。

モモの助関連でラストシーンについてさらに深堀りしていきますが、
・モモの助とルフィのパンクハザード地下での出会いのシーン
・ルフィがカイドウに敗れて海に沈みながらモモの助に何らかの力で話しかけるシーン
・ルフィが成長したモモの助の龍の背中に乗って飛ぶシーン
・ルフィに言われてカイドウに噛み付くシーン
全てにおいてルフィはモモの助と対等であり、いつもルフィはモモの助を信じていました。
ルフィが信じてくれたからこそ恐怖や困難をモモの助は乗り越えてこれたのだと思います。
そんなモモの助とルフィの関係性の集大成がこの今週のラストシーンに繋がっているのだと感じました。
きっとモモの助は自分の力を信じてくれる友達を初めてもったのではないかと思います。対等に接してくれる"友達"です。

「無理でござる」と言わなくなったモモの助。
今までルフィと乗り越えてきた壁。
間違いなくモモの助は自身の力で鬼ヶ島と花の都を救う、私はそう感じました!

 

2.ルフィ対カイドウ

ルフィ対カイドウ戦は終盤な気がして来ましたね。
ルフィの能力もおふざけモードから少しずつ締めるとこは締めるいつものルフィモードにシフトしていってる感じがします。

新技が披露されましたが
"ゴムゴムの雷"なんて技、ちょっと前まで誰が予想できたでしょうか?
やはり、少し空島編を振り返ってしまうネーミングですね!

その雷は避けられてしまいますが、その後もルフィは雷を掴んで、雷をまるで鉄棒のようにしてグルグルと回ったりしてます。
"自由"ですね~!

カイドウは
大威徳雷鳴八卦
という新技を出しました!
これは
降三世引奈落
金剛鏑
軍荼利龍盛軍
に続く明王シリーズの技ですね!
現実世界の仏教には五大明王といわれる明王がおりまして、
それらは彫像、画像等で不動明王を中心に、降三世明王、軍荼利明王、金剛夜叉明王、大威徳明王が描かれています。
その中心である不動明王以外の明王の技が出揃ったという訳ですね!
ラストシーンっぽいルフィの大きな拳の技に、不動明王の技で返すかもしれませんね!

ルフィの自由な”動”VSカイドウの真面目な”不動” という構図です!

しかし、ヒョウ五郎は兎丼の囚人採掘場でルフィのことを「明王」と比喩していましたから、不動明王だけはルフィ、という結論もあるかもしれません!
いずれにしても次週には分かりそうな予感がしてます!

3.ロジャーの”万物の声を聞く力”

カイドウの発言により、ロジャーが能力者ではないことが確定いたしました。
これにより”万物の声を聞く力”は悪魔の実によるものではないということが確定しましたね。

つまり、血筋によるもの(Dの一族)なのか、覇気(アイサのような)の一種で聞くことが出来るといったほぼ2択なのではないでしょうか。

これについては、
ゾウ編において、ルフィとモモの助がゾウの声を初めて聞くシーン。
何故かローが一コマ映ります
そして、ローは目を伏せ、「・・・」と無言の謎の一コマです。

これらのことから、万物の声を聞くという力はDの一族の力なのではないかと今のところ考えています。
光月=Dの一族
であることが前提ですが、あの場にいたルフィ、モモの助、そして、ローが声を聞いていたならば、過去編においてロジャー、おでん(光月)も象主の声を聞いています。

更に、モモの助にルフィが海の中から声を届けていたシーン、ルフィを救ったのはハートの海賊団です。

ハートの海賊団は「ホントに人がいた」「海の中で声なんて・・・!!」と言いながら半信半疑でルフィを見つけました。
その直後、ローはキッドとビッグ・マムのところに合流していましたね。
その前にはローはゾロをサンジに預けて、ビッグ・マムの方へ向かった描写がありました。

つまり、

①屋上から離脱したロー、サンジにぼろぼろのゾロを渡し、ビッグ・マムのところへ向かう

②ハートの海賊団がなんらかの方法で、なおかつ、多少疑いつつもルフィを見つける

③ロー、キッドとビッグ・マムと出会う

という時系列でした。

②の時点で、ハートの海賊団がなぜルフィのことを疑いながらも見つけられたのでしょうか。
これは「海の中で声なんて」と言って”声”自体に疑いをもっていることから、彼らが聞いたわけではないでしょう。
つまり、伝えたのはローです。
移動しながら、モモの助同様、ローはルフィの声を聞いたのではないか、そして、それを簡潔にクルーに電伝虫で伝えたのではないかと私は考えます。

信じられないことを簡潔に伝えられたハートの海賊団のメンバーは、船長が言うことだから信じつつも、半ば信じられない様子だったのではないかと思いました。

これらのことからDの一族であることがロジャーの「万物の声を聞く力」の秘密のひとつなのではないかなぁと今週でより、感じました。

また、ほかに思ったこととして、
世界最強であるカイドウが「”能力”が世界を制することはない」といっているこのセリフは、後々に対決する「能力者狩りをしている黒ひげ海賊団」に対して皮肉のように後々刺さってくる言葉なのではないかとにらんでいます。
白ひげのグラグラの実に対して、センゴクは”世界を滅ぼす力”と言っていました。
そのグラグラを今所有しているのは”黒ひげ”です。

それなのにも関わらず今週のカイドウは「”能力”が世界を制することはない」と断言する。
これは遠回しに最強級な悪魔の実をたくさん所有しているであろう(まだ不明な部分も多いが)黒ひげ海賊団だが、最終的に世界を制することはないんだぞ、というメッセージに私は感じました!

4.傳ジロー

最後に、短いですが、傳ジローについて考えます。
さすがに赤鞘九人男がそれぞれ見せ場があるなかで、傳ジロー(あと河松も少ない・・・)が目立たなすぎます。
最後にでたのは、屋上でカイドウに敗れた後、おでんの絵と戦い、たくさんあるオロチの首を落とした以来全く登場していません。

傳ジローはおでんに一番最初につかえた錦えもんといわば同期です。初期メンってやつです。

そして、20年オロチのもとで耐え抜き、鬼ヶ島上陸前には綺麗にオロチと読者を裏切ってくれました。

そんな雪辱を果たす舞台である鬼ヶ島において、何もせず終わるわけが無い。
今週、燃えながら復活し、日和を道連れにしようとしているオロチが描かれましたが、ここはやっぱり傳ジローの出番であり”これ以外あり得ない”
これぐらい強い確信を持って傳ジローが次週以降に日和を助けるのではないかと予想します!

 

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