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1038話「キッド&ローVS.ビッグ・マム」【ONEPIECE感想】

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こんにちは!
考察や感想をマイペースに書いているばんび (@ONEPIECE_banbi) / Twitterと言います!
ジャンプ最新話感想、今回も書いていきます!

今週も情報量がえぐかった!面白かったー!
早速、感想を書いていきますねー!

 

0.「カカオ島ショコラタウンに捕まるニジ&ヨンジ」

ジェルマ66あゝ無感情海遊記Vol.3ですね~
前回のVol.2では「ためいきのジャッジ」というタイトルでした。
”ためいき”の原因はニジ&ヨンジが捕まっているというところにあったのかもしれないというのが今回分かりましたね~!

ジャッジとレイジュは改造で”無感情”にはなってません。
放心状態のためいきにより無感情になっているというスタートなのかもしれませんね。

ショコラタウンにはモンドールのブクブクの実で捕まるニジ&ヨンジを見つめるオーブンとプリンちゃん。
本の後ろにはアマンド?らしき人影もありますね!


1.雷ぞうの覚悟

チョイ見せで明らかになってました!
雷ぞうは身体に燃え移った火も耐えて我慢比べに持ち込んでいます。
これはおでんの伝説の1時間で熱気ですら弱音を吐いていたころの雷ぞうとの対比でもありながら、おでんのみならず
ゾウで同じ赤鞘のイヌアラシとネコマムシに守られた件もあっての覚悟かと思います。

ひたすら熱気に耐えながら、雷ぞうに勝算はあるのでしょうか。
マキマキの書物が燃えたらブクブクと同じように中身が飛び出てくるのでしょうか?
もしそうだとしたら、雷ぞうの”勝算”はそこにあるかもしれませんね。
そして、それのヒントとして、今回の扉絵と1ページ目をブクブクとマキマキの雷ぞうにしているのかもしれません!

その後、場内2階において、侍たちをかばって天井の崩壊を止めるジンベエが描かれました。
比較的ダメージが少ないジンベエ。
この後、どう動くのでしょうか。

 

2.ゾウの薬

ライブフロアの描写から、チョッパーがベビジジーの状態から普通に戻りました!
チョッパーは「戻った!!小さく弱くなるのが副作用か」と、シーザーと共に作った薬の副作用を分析していました。つまり、逆に言うと「一時的に小さく弱くなる」という副作用のみであるということですね。

チョッパーはそんな自分の小さな副作用は置いておいて、ゾロを心配します。
ゾロが飲んだゾウの薬は「”超回復”と引き替えに後で”倍”のダメージが来る」とのことで、動けない程の重傷の”倍”のダメージの副作用に対して、チョッパーは心配しています。

チョッパーは知りませんが、ゾロは1人でカイドウとビッグ・マムの大技”覇海”を受け止めたダメージによって動けなくなっていました。
そして、超回復後はルナーリア族である大看板のキングとの決戦を経て、現在副作用を受けるところといったところで、
つまり、「”覇海”×2(副作用により倍)+キング戦ダメージ=薬がきれたときゾロが襲われるダメージ」ということだと思います。

そんなゾロサイドの描写にうつります。
禍々しいオーラのようなものを纏った大鎌を持った死神がゾロを襲う瞬間だけ描写されました。
これ、私は3通りぐらい思いついたことがあります。
①ブルック説
⇒ダメージの副作用により、限界の状態で幻覚を見て、現実世界の”ブルック”が死神にみえた

②単純に幻覚説
⇒ゾウの薬の副作用の恐ろしさにより純粋に幻覚を見ており、ダメージが押し寄せる感覚=死神に襲われるものとゾロには感じている。

③黄泉の国編突入説
⇒ゾロが本当に生死を彷徨い、ゾロが黄泉の国へ行ってしまい、黄泉の国編がワノ国編の後に突入する。

これ、①>②>③っていう具合に可能性高いかなっていう順番に並べてるんですが、①が一番ありえそうかなぁって思ってます。
というのも、チョッパーが心配していて、読者の心配を煽った直後に、ゾロの前に死神が登場するというのは、読者としては「え?ゾロどうなっちゃうの??チョッパーも心配してたし、本当に死んじゃうの?」っていう不安感をストレートに感じるように構成されていると思われます。
これが実は「ブルックでした」となったら、読者としては「あぁ良かった」となるのと同時に「いやブルックかーい」ってツッコミを入れられるワンピースらしさもありつつ、「ゾロが幻覚を見るぐらいヤバかったんだ。スリラーバークの最後のダメージ越えたな」という印象も与えられると思ったからです。

②はブルックが無い①みたいな感じですね。

③については、ブルックの能力によって、”黄泉の国”というのはハッキリと存在自体はあることがわかっており、菊之丞の剣術とブルックの黄泉の冷気は同一のものであると考えられることから、ワノ国は黄泉の国と密接に隣り合っている可能性もあります。
だからこそ、空船があって、亡き人へ想いが届くのかも!
そして、センゴクが言っていた、大物がワノ国に拘る理由というのも生きている人が黄泉の国へ出入りできる入口のようなものがあるとしたら納得できますね。
ただ、ルフィが「この戦いに勝って!!今までで一番でっけェ宴をやろう!!!」と言っていたセリフが、宴どころじゃなくなって、ジンベエの仲間入りを祝う宴がまた先延ばしになってしまうので、可能性は低そうです。
しかし、黄泉の国に行くということがある方向で考えたとすれば、ブルックだけでゾロの魂を取り戻しにいくという展開が鬼ヶ島の戦いと平行して描かれるという可能性もあるかもしれませんね。死神VS.ブルックということです。これならヨミヨミの力を使うということで世界観も壊さず、ゾロの命を救うわけですからブラックマリア戦で九忍しか倒してないブルックはここにきて大活躍!ということになりますね!

この③に裏付ける根拠というか、1つ思うのが少しだけ出てきたフランキーの一言「ゾロのヤローどこまで行ってんだ!?」は”黄泉の国”まで行ってしまうという示唆だったりすると、考えたくないですが、根拠の1つになりますね。

3.イゾウとCP0

城内1階天井裏から城内1階まで飛び降りるイゾウ。
なんと、百獣海賊団の軍団にダメージを負ってしまった様子。
まぁそもそもカイドウ対赤鞘九人男の時点でイゾウも含めて全員満身創痍でしたから、カイドウとの戦いの後にあれだけ動けている時点で超人的なんですが。笑
そんな状態でジャックやペロスペローに勝つイヌアラシとネコマムシはやっぱり化け物だなぁとも思いさせられるシーンでした。

そんなイゾウはCP0の二人と遭遇します。
ドレークを倒したCP0は少し元気が無い様子です。笑
やはりドレークはコマ的にはあっさり倒されていましたが、善戦していたのでしょうね。
CP0を引き留めるイゾウ。かっこよかったです。
カチャっと銃を構えることから、戦うものかと思いますよね。
ただ、ルフィは抜きにしても、キッドやロー等と一緒の超新星の船長であるドレークが敵わなかった敵×2にイゾウは何ができるのでしょうか。

私的には戦うのではなくて、何かしらの利害が一致する”交渉”をするのではないかなぁと何となく考えています。

また、CP0が言っていた歴史的な罪って・・・頂上戦争のことですよね?

こんな感じのつぶやきをしましたが、真相は如何に。

4.火前坊とヤマト

はい、火前坊、ついに武器庫に来ちゃいました。
いやーこれ、前々から考えていたこちらの予想は大外れということになります。悲しい。

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これ、ブログ始めた初期のほうの記事なので、結構思い入れもあって、ハズレとなるのは悲しいです。笑

ま、気を取り直して、ヤマト対火前坊なわけなんですが、「火前坊はしゃべる」ということが今回わかりました。笑
完全に妖怪ですね。
そして、今更ですが、絵を描いただけで、”炎”という属性も付与できてしまう、更には意思を持って話すこともできちゃうフデフデの実の力って結構チートですよね。
これは、カン十郎が気絶したままだと思いますので、以前おでんを描いたときに言っていた「遠隔は体力を消耗する」という設定は恐らくこの火前坊には適応されていません。
カン十郎の意思から離れて自動操縦状態だと思いますので、これはもしかしたらフデフデの実の覚醒かもしれません。

そんな火前坊にヤマトは「馬幻刃(まほろば)」という氷の技を繰り出します。
”まほろば”とは・・・素晴らしい場所、住みやすい場所
という意味の古語ですので、ヤマトがこの技を放つというのがなんとも悲しいです。しかし、ヤマトは未来のワノ国を願って放っている技ですので、この戦いの後、ヤマトや住民にとってワノ国が”まほろば”となる日も近いでしょう。

また、火前坊という妖怪はそもそもが、「現世に未練があって極楽往生できなかった僧の霊」だと言われているため、このカン十郎の未練の塊が「オロチ様・・」といっているのはやはりまだ何かあると思ってます。
オロチについていくことが”後悔・未練”であるとするならば、先ほど貼った記事のように最終的に火前坊が向かうのはやはりオロチなのではないでしょうか。
その一助となるのがヤマトとの対話かもしれませんね。
フーガと火前坊を味方につけるとすれば、それは正に”王の資質”!覇王色の覇気は伊達じゃ無い!となりそうです


5.キッド&ローVS.ビッグ・マム

今週はやはりこのシーンにもってかれましたねぇ。
色々と起きている鬼ヶ島の戦いにおいて、キッドとローが四皇のビッグ・マムと戦うというのは、これまでのワンピースの長い歴史においても普通なら無かった展開の「ルフィ以外がボス級の敵と戦う」という描写になりますよね。
これはやっぱり特別感があって、なおかつそれがライバル船長二人というのが熱いです!

そんな二人がビッグ・マムにボロボロにされるところから今回は描写されていますね。
船長がボロボロにされて、それぞれの船員達も心配していますが、ビッグ・マム相手には為す術もありません。
矛先が船員・仲間達に向かい、倒されるのを見て、更には、カイドウの元に向かおうとするビッグ・マムを見て、キッドとローは焚きつけられます。
それぞれの船員・仲間を傷つけるのを許せなかったのと同時に、ルフィにもその”仲間”と同じ感情が働いたのではないでしょうか。
「仲間を傷つけんじゃねェよ」と闘志を燃やしたんだと感じました。

その後、ローは覚醒技「K・ROOM(クローム)麻酔(アナススィージャ) 衝撃波動(ショックヴィレ)」を放ちます。
これは1030話で覚醒をはじめて披露した回と同じ技であり、二度目の披露となりました。
気になったのは「K・ROOM」とKとROOMの間に中点が追加されていました。
きっとこれは1030話が単行本102巻に掲載されるときに修正されるのではないかなぁと思いました。(細かくてどうでもいいですかね。笑)

今回、鬼哭が大きな刀になるわけですが、これはROOMが通常技で、自分の体を中心に空間をつくりだし、「改造自在人間」となるわけですが、
その能力の覚醒は、やはり物質に作用し、”武器”鬼哭に作用させて、オペオペの力によって「改造自在刀」に変えているから自在に大きさを変えられ、内部から波動を生むことができるものと考えます。
これはグラグラで白ひげも実はやっていたものと考えます。武器にグラグラの力を作用させるという覚醒です。

そんなシーンの間に同じライブフロアにいるチョッパーがわざわざ「トラ男」と言っていました。
このシーンについて、何故特筆したかというのは後述します。

ちなみにこの覚醒技の時、頭と右手に貫通し、右手からナポレオンが消えていたことから、ビッグ・マムは落としてしまったと思われます。右手に大きくダメージが残るとするとかなりビッグ・マムは不利となる気がします!

その後、キッドは”覚醒ではない”技である”磁気大魔牛(パンクコルナ・ディオ)”という大技を放ちます。
これを見たモブ達は「巨大化ビッグ・マムよりでけェ」と言っていることから、大技ではあります。が、やはり覚醒ではない技というのは少し引っかかります。
覚醒は特別であるという念押しのように感じ、やはり、前回の”伝説の悪魔の実”はこちらのように考えたとおりジキジキの実なのではないかと改めて思いました。

banbi-onepiece.hatenablog.com

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さて、この時キッドが言った、ビッグ・マムに対してのセリフ
「(四皇の首より)今はなぜか別の目的に動かされてる気がする…」
このセリフ熱かった!
これはルフィのことを信じて、死んでもいかせないという覚悟であり、ルフィをライバルと認めつつ、仲間でもあるという意味だと思います。あのキッドがこれを言うのはめちゃくちゃ熱いです。
これはすなわち”ルフィに命を賭けた”ということだと思います。

麦わらの一味じゃない海賊船の船長二人がここまでするのが本当に熱いですね!

そして、最後に先ほど書いた、わざわざ差し込まれたチョッパーの「トラ男」発言、それから、今回覚醒じゃない大技の「磁気大魔牛」
これはつまり牛と虎=丑と寅です。
丑と寅が指す方角は「鬼門」と呼ばれ、「鬼の出入りする方角」という意味であり、不吉な方位として忌み嫌われております。
建築においては「この鬼門の方角に出入り口を設けるな」と言われているようです。鬼が出入りしちゃうからですね。
つまり、今回鬼ヶ島の二人のボスの内の一人ビッグ・マムをキッドとローが”通せんぼ”したわけですが、これはキッドとロー二人が鬼門を表していることから、「そっちに出入り口はねェぞ、ビッグ・マム」ということなのではないかと思いました。

そして、丑寅の方角は「鬼門」ですが、丑寅の時刻はというと、
「丑が2時、寅が4時」を指します。
そして、今回の扉絵は・・・「ニジとヨンジ」です。
これってはたして偶然なのでしょうか。
尾田先生にひたすら脱帽です。

最後に、ちなみにですが、キッド&ローとビッグ・マムの戦いは11月2日に考えたこちらの記事で決着を予想しております。
気になる方は読んでみてください!

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