"伝説の悪魔の実"はジキジキの実説！古代兵器ウラヌスはジキジキの実だった！？【ONEPIECE考察】
こんにちは！
ブログやTwitterでONE PIECEに関する考察や感想、発見などを発信しているばんび (@ONEPIECE_banbi) / Twitterと申します！
※ONE PIECE第1037話の内容ですので、読んでない人はブラウザバック推奨です。
今回は、ジャンプ最新話感想記事でも簡単ではありますが考察した、五老星が言う「伝説の悪魔の実」の内容を改めて考え直し、タイトルにありますようにそれは「ジキジキの実」だと考えました！
感想記事ではキッドorローは否定的でしたが、「いや、あり得るな。何なら最有力候補じゃ・・・」と思い直しました！
もちろん、今回の五老星の話は非常に難解であり、何通りも考えられ様々な可能性が捨てきれないようになっております。
そのため、全ての説に否定的な意見も述べることが可能でもあれば、肯定も可能な要素も多々あるようになっているかと思われます。
それを踏まえて今回はご覧いただければと思います！
- 1.第1037話「酒龍八卦」の五老星の発言おさらい
- 2.ユースタス・キッド
- 3.ジキジキの実の解明～正体はシマシマの実！？～
- 4.赤髪のシャンクス
- 5.最悪の世代＆三船長について
- 6.最後に～ホシホシの実・ウラヌスの可能性について～
1.第1037話「酒龍八卦」の五老星の発言おさらい
まずは、発言を整理していきます。
～五老星の発言の整理～
事を急ぐのは「ワノ国」だ
ここまでの戦いになると一体誰が想像した手を打つなら今だ・・・
ニコ・ロビンはもう捕らえた頃だろうカイドウとビッグ・マムの戦いなら
誰が死んでも不自然じゃない・・・!!
消すべきだいや・・・あり得ん!!
もはやあの実は我々にとっても伝説だ
過去何百年も”覚醒”する事などなかった―ではなぜ「世界政府」は・・・!!
わざわざあの”悪魔の実”にもう一つの名を与えた!!歴史からその実の名前を消す為だろう！？
尾田栄一郎「ONE PIECE」1037話／集英社
難解ですねぇ。
色々な可能性を考えられるようになっています。
まず悪魔の実については、
・その能力者は「ワノ国」にいる
・”覚醒”したら世界政府にとって不都合である
・その”伝説の悪魔の実”は現在は別の名となっている
・現在”覚醒”したばかりor”覚醒”しそうな能力者である
と、一旦ここまでにしておきましょう。
そして、更にロビンは捕らえた事を前提で話が進んでおり、
「カイドウとビッグ・マムの戦いなら誰が死んでも～」とは、カイドウとビッグ・マムが四皇としてとても強いと分かっているから、「その2人と戦っている相手側は誰が死んでもおかしくない」と読み取れることや、
これに加えて、「何百年も」という発言から人造悪魔の実であるモモの助も候補から外れそうです。
以上のことから
・少なくともロビン、カイドウ、ビッグ・マム、モモの助の４名ではない
と、推測いたします。
また、「誰が死んでも不自然じゃない 消すべきだ」とのことから、世界政府は”何らかの都合”により消すための”アリバイ作り”をしなくてはいけないということがわかります。
これは、以前ウォーターセブン編で、市長でもある”アイスバーグ”が暗殺されそうになった際についても同様でした。
「アイスバーグは”麦わらの一味”に殺されそうになった」という事実にすり替え、世界政府であるCP9は裏で暗殺を計画していたのです。
また、今回は”五老星”だけで「消すべきだ」と議論しています。
以前、パンゲア城にてイム様に「歴史より消すべき灯」を聞いていたのにもかかわらずです。
尾田栄一郎「ONE PIECE」90巻908話／集英社
これらのことから五老星がある人物を消そうとしている事は
①海賊ではない人物（侍など）
②イム様が決定した人物ではなく、イム様の意思に反する事
③その他
のどれかですよね。
その他って入っている時点で"どれか"なのは当たり前なのですが、私は上記の３つの内、３番目の理由で”アリバイ作り”をしようとしていると考えます。
これについては後述いたします。
～悪魔の実の名を消してもう一つの名を与える意味とは～
今回、五老星の口から語られた言葉から
「悪魔の実の”真の力”＝そのままの名前の実」
と過去になっていたところを
”真の力”の部分はどうしようもないため、「名前の部分を変更することで真の力を歴史から消そうとした」ということだと思います。
このことから、
・その力が目覚める(覚醒する)と世界政府に不利益なことが起こるor直接ではないものの、不利益なことが起こる原因となり得る
・実の力を変更できないことから、名前を変更して”一部の力”だけしか使えないものと人々に思い込ませた
⇒これは例えばですが、仮にオペオペの実で例えるならば、世界政府が"カエカエの実"と名前を変えることで「人や物の位置を変えられる実だ」と、1つしかできないと思い込ませているということだと考えます。それ以上に多彩なことが出来るのにも関わらずです。
これは名前を変える以外にも、以下の手法でも悪魔の実の力を隠しているものだと考えました。
悪魔の実の図鑑って今まで謎に包まれていたけど
— ばんび🦌onepiece考察 (@ONEPIECE_banbi) 2022年1月19日
敢えて"悪魔の実の図鑑"として世に公表することで
人々が「その図鑑に載っている力が全て」だと信じ込むように擦り込ませる世界政府の企みだったのでは。
#今週のワンピ pic.twitter.com/KMEm1rJm2e
①「名前を変える」
②「悪魔の実の図鑑を作ることで、本来は”一部の力”だが、それが”全て”だと思わせる」
という手法により、世界中の人々へミスリードを誘ったと考えたわけです。
そして、このタイミングでの”五老星”の騒ぎようから最初のほうにも書きましたが、
・現在”覚醒”したばかりor”覚醒”しそうな能力者である
と考えました。
こちらの感想記事の時点では、ローとキッドが覚醒したことを政府は知らないと考えて、はじめから可能性を除外しておりましたが、CP0が鬼ヶ島の戦いを逐一報告していたとしたら五老星が騒ぎ出した理由も自然です。
「まだまだ覚醒のレベルは低いが、”あの実が覚醒した”とワノ国のCP0から報告がきたぞ」
「まさか、我々が恐れる事態になりかねないんじゃないか？この戦いでもしビッグ・マムに勝つことがあれば・・”覚醒”の力も強まり、昔に世界政府がしてきたことが公にされるのでは」
「いや・・・あり得ん あの実は伝説なんだから、”覚醒”の報告が間違いか、”伝説級”に力が強まることはないだろう」
「覚醒しなかったりそのレベルに達しないとふんぞり返っているだけで済むのであれば、なぜわざわざ世界政府は昔、その実の名を変えたんだ！少しでも覚醒・真の力に気づかないように名前を変えたんだろうが！」
というやりとりが「いや・・・あり得ん」の前後、五老星の間で議論されていたんではないかと考え、私はユースタス・キッドのジキジキの実について話していると考えます！
2.ユースタス・キッド
キッドのジキジキの実について、五老星が”伝説”と言っていて、名前を変えた実だと考えた理由は、
・世界政府は空白の１００年を隠している
・空白の１００年を読み解かれないように、古代文字を紡ぎづらい世界に変えた
この２点にあります。
この２点については、ロビンの過去編などからも推察できるかと思いますが、
「そもそも古代文字を読める人々がいなくなればいいんじゃ？」とオハラの時点で至ったはるか昔に、
「ポーネグリフは壊せないし、どうしようもないから、ポーネグリフではない、世界のそのものの構造を歴史を読み解きづらい世界に変えればいいんじゃない？」と昔の世界政府は考えたのではないかと思いました。
そのため、レッドラインやカームベルトで世界は４つに分断され、過酷なグランドラインを制覇しなくては、歴史の全てを読み解けなくなる仕組みにしている。ということです。
そして、その”レッドライン”をかつてとんでもない方法で作ることが出来たのが”ジキジキの実”の覚醒者であったと考えます。
その本当の名は、シマシマの実の「島自在人間」
もしくは、ホシホシの実の「惑星自在人間」のどちらかだと予想します！
え・・・何言ってるの？と思った皆さん、まだもう少しだけお付き合い下さい。
必ず納得させます。
3.ジキジキの実の解明～正体はシマシマの実！？～
ワンピースの世界では、島ごとに磁気があります。
また、それぞれの島ごとに気候も違います。
これは、グランドラインの航路においてとても重要な要素であるわけですが、
”レッドライン”についても、地続きの”島の集合体”のようで、一定の間隔で気候が違うことが説明されております。
尾田栄一郎「ONE PIECE」62巻604話／集英社
そして、そのレッドラインの上にある聖地マリージョアには五老星やイム様がいるパンゲア城があります。
”パンゲア”とは現実の約３億年前～２億年前に存在していた超大陸”パンゲア大陸”の名前からとっており、これはSBSで尾田先生も語っております。
その理由は「言わない」と濁されていました。
超大陸のパンゲア大陸は、かつて地球にあった大きな一つの大陸のこと。そこから現在の世界の大陸へと少しずつ分かれていったわけですね。
それがレッドラインの上にある城の名前に使われているのは意味深過ぎますね。
この、
・レッドラインが地続きの島の集合体
・パンゲア大陸の名前からとったパンゲア城
の二点から、私は、ジキジキの実はシマシマの実であり、島を操る・創造する力があるとまずは考えました。
島を操る＝島には磁気があるため、磁気も操ることができる。
この能力によって、「かつて青色の星にあった全ての島は1箇所に集められ、世界を分断する大きな壁"レッドライン"を作り上げた」と考えます！
更にそれは、かつて1つだったパンゲア大陸とは真逆の成り立ちであり、現実世界との綺麗な対比となっています。
真逆になる根拠は現在もレッドラインがずっと存在し続けているからです。
これは、
おでんの過去編において、島は5つしかないと考えていたイヌアラシとネコマムシからも裏付けられるかもしれません。
尾田栄一郎「ONE PIECE」95巻964話／集英社
「ゾウ」という国を作り、１０００年以上歩き続けている象主。
この特殊な環境に育ったミンク族が何故か”世界には島は５つしかない”と考えていたようです。
これは、ラフテルにいくためのロードポーネグリフが４つであり、ラフテル＋ロードポーネグリフが置いてある島４つ＝５つの島と考えていたものと思いますが、
かつて本当に島が５つだったとしたら面白いですよね。
歴史上、ミンク族がゾウに住み始めた時は本当に島は５つだったのかもしれません。
・レッドライン
・空島
・シャボンディ諸島
・ゾウ
・パンクハザード
これらは空島を除くと作中に登場したログポースが示さない場所として挙げられる島であります。パンクハザードも何故か磁気がないです。
そして、空島は磁気があり、ナミのログポースも真上を向いておりましたが、あれは、４００年前にノックアップストリームでジャヤが空に上がり、アッパーヤードとして存在し始めたから示しているだけであって、元々の空島スカイピアは磁気がないのではないでしょうか。
元々あった磁気の島全てがレッドラインになり、磁気のない島だけが残った。
その結果、世界には島が５つしかなかった。
こう考えることが出来ないでしょうか。
そして、世界政府の十字に●が５つのマーク。
世界にかつてあった５つの島を示すのかもしれません。
レッドラインの話はまた後でもしますので、覚えていて下さい。
次に、最初の方に触れた五老星の”アリバイ作り”について考えます。
キッドが何故、正々堂々ではなく、カイドウやビッグ・マムの戦いに紛れて不自然じゃない形で消す必要がある人物なのか。
海賊だから普通に不自然に消えても、世界政府としては全然問題ないと思いますが、これにもしっかりと理由があると考えています。
4.赤髪のシャンクス
「―ある海賊について話が・・・」
はい、超有名で超衝撃シーン、シャンクスが五老星と会って、会話するシーンです。
ここに、理由があると考えています。
五老星はこの前に「君だから時間を取った」と言っており、シャンクスは
「ええ 感謝します」と言っています。
詳細については全く明らかにされていないですが、つまり、これ、五老星はシャンクスのことを”無下に扱うことが出来ない”ということではないでしょうか。
それでいて、上下関係がシャンクスが上かというと、そうではなく、あくまでも五老星が上の立場ではあるものの、シャンクスの言葉は無視出来ない。
こういう事になるのでは無いでしょうか。
そして、ここでいう”ある海賊”というのがユースタス・キッドということだと考えます。
シャンクスとキッドはこのシーンの前に直接対決をしていることが分かっており、キッドは赤髪海賊団との抗争で左腕を失いました。
尾田栄一郎「ONE PIECE」92巻928話／集英社
ワノ国の兎丼でその事実が読者視点分かったわけですが、「腕を落とすなんてシャンクスって悪い奴なのかも？」とも思えるような残虐性に感じますよね。
しかし、その後、キラー対ホーキンスの戦いで、活路を見出すきっかけとなったのが左腕です。
もしあそこで、”左腕がついたまま”だったのなら、キッドも”頭痛”が消えず、キラーも手が出せないまま、２人とも敗北していたと思います。
何なら、キッドはビッグ・マム相手ですから、ローと共に死亡する未来だってホーキンスのせいであったかもしれません。
しかし、それを防いだのがシャンクスです。
このことから、シャンクスは未来が見えるのではないでしょうか。
頂上戦争編のラストにおいて、赤犬からコビーを守ったシーンでは、「お前が命を懸けて生み出した”勇気ある数秒”は・・・良くか悪くか たった今、”世界の運命”を大きく変えた!!」と言っています。
まるで、”世界の運命”が分かっているかのような語り口ですよね。
その直前にはカイドウと小競り合いをして、カイドウの事も止めていたことが分かっています。
白ひげに対しても「エースを止めてくれ」とシャンクスはわざわざ敵船に出向いて話をしにいってました。
思い返せば一話でルフィを救ったことだって、「安いもんだ腕の一本くらい」と言っていました。
これは後のルフィのことを考えているのはもちろんこと、”世界の運命”のことを考えても、心の底から”安いもんだ”と思ったのかもしれません。
シャンクスのこれら数々の行動は”世界の運命”の分かれ目だらけだと思いませんか？
そんなシャンクスがキッドの左腕を落としたのです。その結果、キッドとキラーは助かった。
これは、遠回しにはなりますが、「”世界の運命”を良い方向へ導くためにはキッドが必要であった」
ということと推測いたしました。
これらのことからも、キッドと会った後に五老星とレヴェリーのタイミングで密会している。言い換えれば、
シャンクスがレヴェリーの前に接触していることが作中で判明している海賊はキッドのみであることから、
”ある海賊”＝キッド
と考えられるのでは無いでしょうか。
五老星は無下に出来ない存在であるシャンクスが言っていた”海賊”であることから、普通に消すことは望ましくなく、イム様に隠しつつ、"アリバイ作り"をして不自然じゃない形で消す必要がある。
そして、この”アリバイ作りをせざるを得ない状況”を作る事こそがシャンクスの目的であり、堂々と消すことが出来る状態にしてあった場合、キッドは本当に消されていた未来が見えたのではないでしょうか。
まとめると、
・シャンクスは未来を見ることが出来る
・世界の運命のために動いている
・キッドの左腕を切断することでキッドの命を救った
・五老星にキッドの話を持ちかけたのは、五老星や世界政府を動きにくくさせるため
・キッドは”世界の運命”において重要な存在である
このように考えました！
5.最悪の世代＆三船長について
シャボンディ諸島から始まり、ワノ国編においてもルフィ・キッド・ローの三船長の活躍するシーンはワクワクが止まりませんよね！
しかも、最近のアニメワンピースのオープニングは新曲「PAINT」に変わり、映像でルフィに手をさしのべ、手助けをするキッドとローが描かれております。
胸が熱くなりました。
そんな３人ですが、それぞれ特筆すべき特徴を並べてみます。
モンキー・D・ルフィ
⇒Dの一族、護送されるほど重要なゴムゴムの実、覇王色の覇気を纏う、最近はジョイボーイになるような伏線も有り、五番目の皇帝とされている。
トラファルガー・D・ワーテル・ロー
⇒Dの一族・忌み名がある・”究極の悪魔の実”と呼ばれるオペオペの実「不老手術」・能力の覚醒
ユースタス・キッド
⇒覇王色の覇気・能力の覚醒
はい、並べてみたところ、どうしてもキッドの格落ち感が否めませんね。
最近の話はスケールが大きいため、覇王色もDもついている主人公のルフィは更にジョイボーイやニカといった不確定ではあるものの、まだまだ要素が追加されそうです。少なくともジョイボーイとニカどちらかはルフィなのではないかと考えます。
そして、ローについてもまだまだ謎が多いです。普通のDの一族とはまた違い”忌み名”があります。そして、「不老手術」が実現できることから”究極の悪魔の実”と呼ばれています。
キッドは・・・目も当てられません。。。
しかし、先ほどから私が書いているように、五老星の言う”伝説の悪魔の実”であると仮定した場合、どうでしょう。
ルフィ⇒”護送されるほど重要なゴムゴムの実”
ロー⇒”究極の悪魔の実”
キッド⇒”伝説の悪魔の実”
となって、メタ的な視点ですがとてもバランスが良くなると思うのは私だけでしょうか。
もちろん、護送されていることからゴムゴムの実が今回の”伝説の悪魔の実”という説も全然ありえますし、様々な考察者の方がゴムゴムの実をベースに考察しているのも知っておりますが、今更、本当は"ゴム"ではありませんでした。っていうのも少し寂しい気持ちが芽生えるのは私だけでしょうか。
ワンピースを今後も何周も読んでいく私は「ゴムだから」って笑っているルフィをどのような顔をして見たら良いんでしょうか。（もちろんゴムゴムの実だとしても尾田先生ならとっても面白く・納得できる形で描いてくれるとは思っておりますが、、笑）
はい、そしてキッドが”伝説の悪魔の実”の能力者なのではないかと思う理由はまだあります。
「ONE PIECE 総集編 THE 27TH LOG」という本において、尾田先生が最悪の世代について直筆で書いてあるページがあります。
そこには、
・最悪の世代は登場の回に僅かな時間の中で一気に書き上げたこと。
・ローがここまで重要になるとは思わなかったこと
・最悪の世代の半分は新世界で脱落すると思っていたら、まだ脱落してないことに驚いていること。
等、尾田先生自身も驚いている様子の内容が書かれていました。
連載をしながらキャラクターが勝手に動いていくということですね。
その中には、
「キッドは重要なキャラクターになりそうだな」
と書いておりました。
正直、キッドは人気キャラではあると思いますが、”重要”という形容には現状相応しいとは思えません。
やはり”重要”という形容は、物語の鍵となる人物に当てはまる言葉であると考えますので、これまで書いてきた”伝説の悪魔の実”はキッドのジキジキの実なのではないかと更に強く思うわけです。
6.最後に～ホシホシの実・ウラヌスの可能性について～
さて、シマシマの実の島自在人間と考えて、これまで話してきましたが、もう一つ能力が飛躍していた場合、それは島だけではなく、惑星を操れる実「ホシホシの実」という可能性も考えました。
～ホシホシの実の可能性～
現実世界において”地磁気”があります。
コンパスが北を指す理由ですね。
この地磁気のN極とS極を結ぶ軸は地球の自転軸と一致していることから、地球の自転は地磁気の発生に極めて重要であり、密接な関係がある言われているそうです。
これを、漫画的な発想・逆転の発想で考えると、ONE PIECEの世界では、地磁気を操る＝青色の星の自転を操れると考えました。
それがホシホシの実の覚醒であると妄想します。
しかし、ここからの話は妄想とは言えないかもしれません。
皆さん、地球の自転を止めたら、地球はどうなってしまうと思いますか？
～惑星の自転を止める・ウラヌスの力～
現実世界の話をします。
地球は実は完全な球体ではないそうです。
それは、自転の遠心力の影響によるもので、赤道付近の海は遠心力によって８キロメートル海の水位が引き上げられているようです。
これが、自転が停止するとどうなるか。。。
地球の自転が止まると・・・赤道近辺の海水はなくなり、それらの海水は一気に北極と南極の方向へと移動してしまうとシミュレーションされている。そして、赤道近辺にしか陸地は存在しなくなり、その他の地域は水没してしまう。
…いかがでしょうか？
これはワンピースの世界で、実際に起こった出来事のように感じませんか？
「赤道＝レッドライン」ということです。
以上のことから、シマシマの実で全ての島を一箇所に集めようが、ホシホシの実で惑星の自転を止めようが、実際のところ名前はどちらでもよくて、事実としてジキジキの実はレッドラインを作成できる唯一の実、重要な実であると考えます！
そして、この力はそのまま古代兵器ウラヌスであるとも考えます。
ウラヌスとは・・ウーラノスとも言われ、全宇宙を最初に統べた原初の神々の王とされ、ギリシア語で「天」を意味します。
ギリシアでは、天は元来暗いものであると考えられていたが、ウーラノスは「星ちりばめたる」という称号を持ち、”銀河をちりばめた”宇宙の神とも考えられていたそうです。
これをワンピースの世界に落とし込んだ時、どうでしょう。
レッドラインを作れる悪魔の実ですが、ルフィ達が生きている現在、島は５つではありません。
かつて、レッドラインを作成した世界政府は、一度、ジキジキの実を奪われ、敵対する組織に覚醒した力によって、現在の多くの島を作成されてしまったのではないでしょうか。つまり、広い海に島々をちりばめていった。
これが”銀河をちりばめたウーラノス”のイメージです。
「天」を意味するのも、惑星全体に影響を及ぼす悪魔の実であるならば、極々自然な名称であると言えます。
そもそも、島ごとに天候も違うわけですから、島を操れる能力はつまりは「天」も操っていることになるかと思います。
そこから、最悪の事態を恐れ、シマシマの実orホシホシの実の名前を隠し、本来の力の一部である”磁気”だけを操れる能力として、世界政府は隠蔽した。
世界政府にとっての最悪の事態について考えていくと、現在のレッドラインは島の集合体であり、島同士が引き付け合って出来上がっているとも解釈できるかもしれません。
これらを、ジキジキの実（島or星）の覚醒によって、反発（リペル）されたとしたらどうでしょう。
そうです。レッドラインの崩壊です。
これは、こちらのひとつなぎの大秘宝について考察した記事でも書きました。
古代兵器を使用して、レッドラインを破壊する。
これは、ある程度はキッドの力によって実現するのかもしれません。
しかし、マリージョア・魚人島だけは違います。
何故なら、
①陽樹イブがあるから
②ルフィが崩壊させると予言されているから です。
イブは木ですから、ジキジキの実でもどうしようもないです。
こちらは、やはり、古代兵器プルトンを使用するのではないかと現時点では考えます。
以上です！
伝説の悪魔の実はジキジキの実説！いかがでしたでしょうか？
今回の説はどなたの考察にも書いていないことばかりだったのではと思います。
少なくとも私は一度も見ていません！
ゴムゴムの実の説も非常に面白い考察がたくさんでているかと思いますが、あえて、ジキジキの実について考えてみました！
少しでも「すごいな！」とか「そうかも！」等の共感をいただけていれば、
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