1036話「武士道と云うは死ぬことと見つけたり」【ONEPIECE感想】
こんにちは!
考察や感想をイペースに書いているばんび (@ONEPIECE_banbi) / Twitterと言います!
本日2022年1月4日は新年一発目のジャンプ発売日!
いやー今回もアツかった!!
早速、感想を書いていきますねー!
- 1.右脳棟ドーム外の戦い、決着
- 2.残す難関~ヤマトサイド~
- 3.ゴッド・ウソップと光月家の家臣イゾウ
- 4.金縛りの術
- 5.オロチと小紫
- 6.CP0は伊達じゃない
- 7.ルフィVS.カイドウ~ジョイボーイをめぐる争い?~
1.右脳棟ドーム外の戦い、決着
チョイ見せで少し明らかになってましたが、キングの敗北のようです。
前回の終わり方やクイーンが倒されたこと等を考えたら決着だろうなと思っておりましたが、それが確定しました!
カイドウへの忠誠心が強いキング、カッコイイですね!
回想が入ります。
~ジョイボーイと海賊王~
カイドウの事を"ジョイボーイ"だと思っているキング
どうやらジョイボーイのことはキングも知っているようです。
キングはジョイボーイのことを"伝説"と言います。
ここでの
「作ろうとする世界」とは、「世界を変える」≒「世界をひっくり返す」
ことに繋がると推測できますが、
これが「ジョイボーイ」とも関連付けが出来るようです。
また、ジョイボーイであることをキングはカイドウに求めていないことから、
「ジョイボーイ」ではなくても「海賊王」になることで「世界を変えられる」ということになると思います。
「ジョイボーイ」と「海賊王」
これら2つは「世界を変える」2通りの手段のことを指しているのでしょうか?
それとも、信憑性は低いが、「ジョイボーイ」という伝説の存在になることで、より「海賊王」になりやすくなるのでしょうか?
「ジョイボーイ」であることは諦めても最強であることで「海賊王」になることが出来れば良いという解釈も出来ます。
真相は如何に。
また、今回の回想で2人が話している場所はロウソクや窓の形等からどうやらワノ国では無さそうです。(少しシッケアール王国っぽい?)
カイドウの前だと、黒いスーツは着ても、マスクは付けないのも信頼関係を感じて良いですね!
~ゾロとキングそれぞれの約束~
「敗けねェ」
この台詞はバラティエでミホークに敗れたゾロがルフィと交わした"約束"
そして、"大剣豪になる日まで敗けない"ことから、くいなと交わした"約束"にもなります。
この台詞と重なる形で今回キングがカイドウと約束していたことが判明するわけですが、このゾロとキング2人も「瓜二つ」であるということが分かり、1023話"瓜二つ"において、
・カイドウとモモの助(龍)
・成長したモモの助とおでん?
・ゾロと牛マルとリューマ
・ルナーリア族と発火するサンジ
を”瓜二つ”として描いていたと思われましたが、ここに
・ゾロとキング
も入ってきそうです。
アツいなぁ~…
さて、この2人が交わした"約束"や、覚悟はゾロが1枚上手であり、だからこその勝利だと考えました。
きっとキングもここまで敗けてこなかったんだろうけど
— ばんび🦌onepiece考察 (@ONEPIECE_banbi) 2022年1月3日
ゾロもルフィに敗けないと誓った
キングがカイドウを"海賊王にする"という覚悟と
ゾロがルフィを"海賊王になる"男と
信じる気持ち
このお互いの約束と覚悟、信頼の重みが1歩先をいってる方が勝利したという感じがした。
#今週のワンピ pic.twitter.com/jFHZfpucVJ
「敗けねェ」
— ばんび🦌onepiece考察 (@ONEPIECE_banbi) 2022年1月4日
キングが「カイドウ」と交わした"約束"
でもゾロは「ルフィ」と「くいな」2人分の"約束"
約束を重んじるゾロが勝利。
"地獄"の王の名は
果たして"天国"まで届くのか。
#今週のワンピ pic.twitter.com/4DyfsSVG3z
ゾロとキングどちらのファンも納得の決着のように感じました!
2.残す難関~ヤマトサイド~
大看板が全て倒されたことでCP0の1人が「洒落にもならんな」と語っています。
しかし、残りの難関は全て無意味にするほどであるとも語っています。
・カイドウ
・ビッグ・マム
・カイドウによる鬼ヶ島の落下
・オロチとカン十郎による鬼ヶ島の空中爆発
この空中爆発を止めるために動くヤマトの前に居眠りをする六鬼(ロッキ)が初登場!
以前ローラの婚約相手でロキという巨人が名前だけ登場しましたが、さすがに同一人物ではなかったようです。
フーガは眠ったままのロッキに攻撃し、押さえつけ、ヤマトは武器庫へ。
火薬を氷で凍結させて使えなくするのでしょうか。
3.ゴッド・ウソップと光月家の家臣イゾウ
場内2階&1階屋根裏にて、ウソップ&ハムレットが瀕死の錦えもん&お菊と合流した様子から描かれました。
ウソップは「死にたがりの侍共」と一喝し、「お前らの文化おれは好きじゃねェな」と言い、見苦しくても生きろといったことを言いました。
これはこれまで、ONE PIECEで描かれてきた”生きる”ことの大切さのメッセージの1つだと考えます。
下記は一例ですが、
・会場レストランバラティエでサンジにルフィが言った「死ぬことは恩返しじゃねえぞ!!!そんなつもりで助けてくれたんじゃねェ!!!」
・エニエス・ロビーでロビンに言った「生きたいと言えェ!!!!」
・ルフィがカイドウに言った「(勝てる可能性は)生きてんだから無限にあんだろ!!」
・イワンコフの名言「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!!”奇跡”ナメんじゃないよォ!!!!」⇒鬼ヶ島においてチョッパーにサンジが「いくらでも見てきたろ?”奇跡”」
・ブルックの「私!!!生きてて良かったァ!!!」
これらはおでんに助けられた赤鞘九人男の錦えもん&お菊に重なります。
こういった”生”を諦めないことの大切さ、諦めないことの格好良さをウソップは説いたのです。
そこへ、侍でもありますが、海外で過ごした時間が長いイゾウがウソップに同調する形で登場し、「生きろ」と言います。
これは、恐らくイゾウの中でエースのことも思い浮かべながらのセリフなのでしょう。
そんなイゾウは背中に「光月家の家紋」を背負っていました。
エースの白ひげのマークとは違い、やはりイゾウは白ひげを”オヤジ”と慕いつつもの最初の親、育ての親は”光月おでん”のようですね!
ここのウソップとイゾウのシーンは、色々と考えさせられました。
昨今、芸能人も含め、様々な人が自ら命を絶っています。
様々な理由があるとは思いますが、恐らく皆さん今回の描かれた”侍”のように真面目だからこそ真剣に向き合って思い詰めてしまう人が多いんだと思います。
真面目に向き合った結果、命を絶ってしまう。
こんな悲しい事が起きている現状だからこそ、
”逃げる”ことも恥じゃない。見苦しく見えるかもしれないけど、逃げてもいいから生きることが大切なんだとウソップに改めて教えてもらった気がしました。
今、職場や友達関係で苦しくて苦しくて仕方ない人は、逃げて環境を変えましょう。逃げることは悪いことじゃないです。
4.金縛りの術
場内3階では雷ぞうVS.福ロクジュが火の海の中、戦いを繰り広げておりました。
同時に「金縛りの術」を使用する両者ですが、雷ぞうの方に既に引火しております。
「こんなもの熱いとも思わぬわ」と言う雷ぞうですが、実際のところどうやって切り抜けるのでしょうか。
・我慢比べで雷ぞうが耐える
・福ロクジュが会話の中でもう一度改心する
私にはこの2パターンしか思いつきませんがどうでしょうか。
よければ皆さんの考えも教えてくれたら嬉しいです!
5.オロチと小紫
宝物殿2階では、オロチが福ロクジュを待ちつつも小紫にメロメロな様子。
”あの曲”とは、”つきひめ”のことなのかなと思いますが、もしかすると、”つきひめ”ではないのかもしれません。
ここで、曲を演奏するのが合図となり、傳ジローがやってくると予想しています。
6.CP0は伊達じゃない
場内地下2階では、逃げるアプー&一美。
「すまん三鬼!!ドレークあばよ!!」と言い、逃げるアプー。
その後ろには、倒れるドレークと三鬼の姿がありました。
これは予想が出来なかったですねー。アプーとドレークの共闘はワクワクしたので、そのまま戦うもんだと思い込んでしまってました!
どこまでいってもアプーです。
それにこの二人&ナンバーズの一、三がいてもあの二人には勝てないというのは相当な強者ですね。
ここで気になるのはこちらの記事で予想した、CP0がナギナギの実使いがいるのではないかと考えたのですが、三鬼を倒した仮面の男はなんとなく無音で倒しているような印象を受けました。
うーん、まだ分かりませんね!
これらCP0の三人が仮面を外した時、我々読者が知っている顔だったらどうしよう!と今からそわそわしてますが、どうなることでしょう。
7.ルフィVS.カイドウ~ジョイボーイをめぐる争い?~
まずは、切り替わりの場面で3人目のCP0が現状を解説してくれました。それによると、新世代が勝利すると「世界中で起きている事件に追い風を与える」ようです。
”追い風”ということはつまり、ルフィ達によって四皇が崩され、世界の均衡を崩すことが都合が良い人たちが事件を起こしているということになるかと思います。
これはやはり、麦わら大船団が各個で成長を遂げ、起こす「一大事件」のことではないでしょうか。
七武海のこともありますが、恐らく政府にとって都合の悪いことが起きているものだと考えます。
そして、しばらくぶりに描かれたルフィとカイドウ、
カイドウは「ここが・・・人類の限界じゃねェか・・・?」と言います。
これは、以前考えたこちらの記事に更に根拠が上乗せされるかもしれません。
カイドウは政府が作った最強生物。
だからこそ、”人類”の限界であるということでしょうか。
最後のシーンでは二人とも笑いあって戦っています。
ここでキングが言っていた”伝説”という言葉を考えてみます。
伝説ということは、物語かなにかで語り継がれているということだと思います。
ここで、カイドウの以前のセリフ「窮地ほど笑い…笑う程に…!! …か」は、ジョイボーイを指しており、このセリフは”伝説”として語り継がれてきた物語の中の言葉なのではないかと思いました。
やはり上記の記事でも考えたようにカイドウはジョイボーイに憧れを抱いており、だからこそたくさん笑うのではないでしょうか。
また、ルフィは新技「怪鳥銃(ロックガン)」を放ちます。
このロックとは、ロック鳥という伝説の鳥のこと。
”ロック鳥”とは巨大な白い鳥で、三頭の象を持ち去って巣の雛に食べさせるほど大きく力が強いとされ、ルフとも呼ばれていたようです。
また、マルコ・ポーロの「東方見聞録」の記述の中には、この大きな鳥を彼は「グリフォン」であるとし、その羽は元(中国を支配した王朝)の”ハーン”に届けられたそう。
チンギス・ハーンが有名ですが、”ハーン”とは主に遊牧民の君主や有力者が名乗る称号のことです。
この、
・怪鳥ルフ⇒ルフィと両翼(ゾロ・サンジ)
・グリフォンの羽を届ける⇒シャンクスが帽子を届ける(シャンクスからルフィへ)
・”ハーン”という称号⇒”ジョイボーイ”という称号
といったようにONE PIECEと多くのリンクがあるように感じます。
”怪鳥銃(ロックガン)”を放つ”ルフィ”は、やはり”ジョイボーイ”になり、同じくジョイボーイを夢見ていたカイドウの信念を折ることになり、決着となる気がします。
今回は以上です!
年明け最初のワンピース。
次週は休載なし!1037話も楽しみですね!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた!