1029話 「塔」【ONEPIECE感想】
待ちに待った2週間ぶりのワンピースジャンプ!
ブログを始めてから初めてきたワンピース掲載されているジャンプの発売です!
感想や予想などを書いていきます。
ジャンプの感想ですので、ネタバレ含みます。
まだ見てない方や単行本派の方は見ないようにお願いしまーす!
1.扉絵
扉絵はわんこそばを食べるボニーとラッコでした。
わんこそばを食べるボニーとラッコたちの両サイドには、椀子が高く積まれており、まるでタイトルにある塔のようですね!
後述しますが、今回タロットカード「塔」がでて敗れたホーキンス。
ですが、扉絵に塔は2つあって、ルフィサイドの誰かも今後敗れるという暗示でしょうか。。
考えすぎであればいいのですが。
はたまた2つの塔は、カイドウとビッグマムを暗示しているのでしょうか。
2.サンジVSクイーン
ところで、2話前にゾロがライブフロア内でぶっ飛ばされた時、1度フランキーが受け止めたシーンありましたが、すぐ退場しましたね。
あのシーン、なんだったんだ?いるのか?と正直思ったのですが、同じくライブフロア内にいるサンジとクイーンのもとにいく布石なのではないでしょうか。
・クイーンと親子説のフランキー
・クイーンと同僚だったジャッジ
・ジャッジの息子のサンジ
・クイーンと同僚だったベガパンクと同じ土地バルジモアでパワーアップしたフランキー
やはりMADS関連で何かしらは明かされそうですよね。
クイーンとフランキーの親子説、いかに。
サンジの体は、外骨格が発現しましたが、はたしてイチジらと同様に心は氷になるのか。
それともレイジュのように心はそのまま残されているのか。
これはおそらくレイジュパターンだと思います。
名言・迷言?「人は心だろうが」
を過去にボンちゃん戦で語ったサンジ。。。は置いておいて・・・
母親のソラの想いを無下にするような扱いをしないはずですからね!
首にヒットしたのにありえねえとクイーンは言いますが、
サンジは「おれの身体に何が起きてる!?」と自分に問います。
「すごいのうサンジ」というチョッパーと
怪物になんてなりたくねぇと混乱するサンジ。
ここは明らかに対比されて描かれてます。
チョッパーは、2年前と比べて明確に成長した部分があり、それは2年後にゾロに向かって話している台詞があるとおり
「おれはルフィの役に立つ怪物になりてェ!!」
そんなチョッパーがすごいのうと関心するほどの怪物具合なサンジは、怪物になんてなりたくないと抗います。
サンジは過去にチョッパーと出会ったドラム島で、腕が伸びたルフィのことを「バケモノさ」とチョッパーに優しく微笑むシーンがありますが、
今週でサンジの言っている”怪物”は、ルフィに言う「バケモノ」、チョッパーの「怪物」とは全く違う意味を持っていそうです。
「人は心だろうが」つまり、心がなくなると人ではなく、それはサンジにとってなりたくない”怪物”なのでしょう。
初っぱなのシーンから語りすぎでしょうか?笑
クイーンとサンジ戦は思わぬ形でサンジやフランキーの過去が明らかになるかもしれませんから楽しみですね!!
3.キッド&ローVSビッグマム
キッド&ローVSビッグマムサイドが描かれました。
もはや当たり前かもしれませんがビッグマムは無傷。
キッドとローはボロボロです。
そして、キッドの様子がおかしく、「おい!!何が起きてんだ!?」とローは問います。
ビッグマムは”偏頭痛”かいと言ってました。
ビッグマムは手をとめずにプロメテウスやナポレオンやヘラと共に攻撃を続け、ローは庇うものの、さすがに庇いきれない様子。
やっと四皇にたどり着いたのに、ここで死んだらおれの海賊人生はなんなんだと、自分自身に問いています。
当たり前ですが、キッドもルフィやローと同じく、険しい旅をしてきたのでしょうね。それを思うとこの台詞、このシーンはグッときます。
キッドの過去も早く知りたいですね!
4.キラーVSホーキンス
シーンは変わってキラーとホーキンス。
ホーキンスは柱に頭をガンガン打ち付けています。
そんな自傷行為にホーキンス自身は無傷、全てのダメージはキッドへ。
"偏頭痛"の正体ですね。
自分で痛め付ける行為も他者に行くのは強すぎますね~。カイドウの人形を作れたら倒せるんじゃないかな。笑
身代わり人形の作り方は明らかになっておりませんので、気になりますね!
キラーは問います。行き場のないダメージを受けたらどこに行くのか。
その直後、一瞬のうちにホーキンスの左腕を切り落とします。
このシーン、しびれました。カッコよかったですね~!
"藁"を刈りとる"鎌"の構図ですね。
そして、その後「藁人形(ストローマン)」を出しますが、「斬首爪(ざんしゅクロー)」でストローマンを倒し、「刃音撃(ジンソニック)」でホーキンスを倒します。
ジンソニックはおそらくお酒のジントニックから来てますよね!
ジンをトニックウォーターで割ったものですが、
ジンは大麦やライ麦を原料としているお酒で、藁は麦を干したものですから、ワラワラの実のホーキンスを、麦を刈り取って作るジントニックになぞらえて倒すのはお洒落な演出だと思いました!
トニックは1029話ともかかってそうです!「1029=とにっく」ですね!面白いですね~!
改めて「刃音撃(ジンソニック)」は鎌や音を扱うキラーと、ワラワラの実のホーキンスの決着に相応しい、これ以上ないネーミングだと思いました!
そして倒す直前に出たカード「塔(タワー)」
今回のタイトルにもなってますが、実際のタロットカードも調べてみました。
「16:塔」
テーマは「破綻」。
正位置の意味
破壊、破滅、崩壊、災害、悲劇、悲惨、惨事、惨劇、凄惨、戦意喪失、記憶喪失、被害妄想、トラウマ、踏んだり蹴ったり、自己破壊、洗脳、メンタルの破綻、風前の灯、意識過剰、過剰な反応、アンチテーゼ、自傷行為。引用:Wikipediaより
自傷行為という意味もあるのは、頭突きにもリンクしているのかな?
概ねラストに語られた内容ともリンクしてますね!
そして、塔以外にもホーキンスの横に舞うカードもいくつかありました。
1番近くにあるカードしか判別が私はつきませんでしたが、1番近くにあるのは羽の生えたラッパのようなものを吹いている天使みたいな人の下に人影があり、これはタロットカードの「21:審判」ですね。
逆位置となると思いますので、逆位置を調べてみると、
審判
逆位置の意味悔恨、行き詰まり、悪い報せ、再起不能
引用:Wikipedia
うん、ピッタリですね。悔恨とあるとおり、もしかしたらルフィサイドについておけばよかったと後悔している気持ちもあるのかもしれませんね。最後まで占いを信じ、確率の高い方へ高い方へ・・そうすると「悪い報せ=塔」がでて、行き詰まり、そして、再起不能、ということですね。
さて、再起不能になったホーキンスですが、倒され方がワンピースにしては割と残酷なトドメのさされ方でしたね。顔を真っ二つ!切り傷も深そうですよね~。
これには意味があると思ってます。ワノ国編が始まり、ルフィとゾロが再開した後にホーキンスと1度出会っていますよね。その際のゾロの攻撃は能力で受け流されましたが、切り傷の位置が酷似しています。ホーキンスを通して、麦わらの一味のNo.2のゾロに、同じキッド海賊団No.2のキラーも負けてないんだよっていうメッセージと私は受け取りました。笑
人斬り鎌ぞうの時にゾロは対決してますが、武器が普段とは違いました。両者万全の状態での直接対決があるのか、ないのか、今後が楽しみですね!
そして、990話にホーキンスがドレークと話していた「ある男が明日まで生きている確率」1%の男は、未だにはっきりとは明かされないまま退場しましたが、今回の流れ的に手下にならずカイドウに刃向かい、そして、ホーキンスに藁人形化も密かにされていたキッドのことを指していそうです。
キッドであれば、ホーキンスが今週言っていた「生物の本能で感じた」ほどの化け物カイドウ・ビッグマムと戦いつつ、ホーキンス自身の命が危ういときは身代わりになってもらうというキッドにとっては四面楚歌な極限状態。
生存確率が0%にならないほうがおかしい、ホーキンスがそう思うのは自然だと思いました!
5.キッドとキラーの絆
最後のシーンですね。
「どうした?急に元気になったねキッドォ~!!」 とビッグマムはキッドに問います。
「ああ体が軽い・・」と返すキッド。
「行け 相棒!!!!」と鼓舞するキラー。
いやー今週はキラーがひたすらにかっこよすぎます。笑
キラーは相棒としてキッドを信頼しきっており、知らず知らずのうちに救われるキッド。
キッドは左腕は失ってますが、右腕は2つ残っています。本当の右腕とキラーですね!
途中で問いていたキッドの”海賊人生” 最大の財産は、キラー(相棒)なのかもしれませんね!
最後のキッドの不敵な笑みは、ビッグマムすらなんとかしてくれそうですね!
母(ビッグマム)VS子供(キッド)対決の行方はいかに!
最後ですが、今回のタイトル「塔(タワー)」
・扉絵のわんこそばタワー
・タロットカードの塔(タワー)
以外にももう一つ意味がありそうだと感じました。
サンジが、ローが、キッドが、キラーが、ビッグマムがいろんな形で質問をしていましたね。
「問う(とう)」
の意味もあるダブルミーニングなタイトルなのではないかとにらんでおります。
以上です!
来週まで待ちきれません!
感想以外にも思いついたこと、今後もアップしていきますので、読んでいただけたら嬉しいです!
では、また!